• 2020年12月31日木曜日
アリスト戦記
アリスト戦記 https://blog.aristo-solutions.net/2020/12/20211.html

致知 2021年1月号「運命をひらく」読書感想文

忙し過ぎて12月31日の本日もプログラミングと大掃除の二刀流で進行中。(; ・`д・´)

本来だったらここでフリーランス2年目の振り返りを一つ……と行きたいんだけど、今年の仕事が締まってないからそれどころじゃないっちゅ~の。

致知の感想は責務なので、大掃除の合間に執筆。

来年も宜しくお願いします。(´・ω・`)



運命をひらくリーダーの条件

目玉記事はユニクロ社長柳井正氏と、サッカー日本代表監督の岡田武史氏。どんな組み合わせや。(; ・`д・´)
致知がどうやってこういう場をセッティングしているのか、いつも気になります。

岡田武史氏は、思い出すなぁ。日本代表監督だった頃、負けが込んでて日本中で総バッシングだったのよね。練習方法から、監督としての姿勢から、何から何までボコボコだった。ところが、ワールドカップ本戦は意外に勝ち進んで、途端に空気がコロッと変わって礼賛されるようになった。(;´^ω^`)

世の中、そんなもんよ。
ちゃんとやってても負ける時は負けるんだ。で、成績が振るわないと、勝敗や成績とは関係の無い部分にまで文句言ってくるヤツが現れる。が、それらは全部デタラメなんだ。

親身に忠告してくれる人と、負けた途端に結果だけ見て文句言ってくる輩は違う人種だから、よく見分けなきゃイカンで!!

で、マトモな忠告はちゃんと聞きつつ、強い気持ちで自分のやり方を貫く。これが大事ってことだよね。

さて、記事を読んでいくと、今は岡田監督も経営者になっていて、柳井社長と共に、社員の主体性について述べている部分が気になるかな。

これはよくある話なんだよね。

大概の場合、社長職にある人間は「こうしたい!!」というイメージ、ビジョンがあって、それに向かってあれこれあれこれ……と活発に働くんだけど、社員の方は労務提供が任務だと思っている。
日々の労務はこなすけど、イマイチ、経営者の「気持ちみたいな部分」までは伝わらない、と。

この「気持ちみたいな部分」ってのが重要で。

最近思うんだけど、経営者って意外に「社員を人間として扱う」ね。
どういう意味かって言うと、社員を軍隊における歩兵とか駒みたいには実は思っていなくて、社員に対して主体性とか、経営者意識とか、ビジョンとか、そういう人間的な精神を要求する。

逆に社員の方はと言うと、「いやぁ、自分は単なる平社員なんで」と、あくまで自分は兵隊ポジションであって、それ以上のものではないと線引きしたがるんだ。
変なものを持ってくんな、と。
経営者ではない人間に経営者意識を要求するのは矛盾している、と。

両者には感性に大きな隔たりがあるんだ。
問題はどっちが正しいのか、ということだが……。

僕はこれ、個人差の範疇だと思っている。
僕自身は明らかに経営者側。こんなブログを書いているくらいだ。まあ、フリーランスでしか無いから経営者って程ではないんだけど、それでも明らかに人間的な賛同があるかどうか、会社の方針に対して同調するかどうかそういう部分を重視して仕事に対している自覚がある。

が、そういうのに興味が無い人までそういうのを要求するのは、果たしてどうだろうか?

兵法で言えば、兵の士気。
確かに、歴史的には兵隊の士気が異様に高まった結果として大きな成果を上げた事例はある。
村上義清が武田信玄を打ち破った「砥石崩れ」という戦いでは、村上義清側の兵隊はみんな武田信玄に恨みがある連中ばかりだから、士気が異様に高かったことが勝因となった。
織田信長が一向一揆を鎮圧するのにエラく苦労したのも、一向一揆側は士気が高かったからだ。

このように、士気が高いかどうかは非常に重要な要素なんだけど、だからと言って全軍の士気を恣意的に高めることなんて、現実的に可能なのかしら?
全社員に対して経営者意識を持って貰うなんて、果たして可能なのかしら?

と考えると、全社員に対して経営者意識を持たせようとするのは、言わば全軍に死兵となることを要求するかの如く難しい話で、僕はこの手の話は個人の適正の違い、という扱いに倒すのが正解ではないかと思っている。

同じ社員でも「経営者的視線で物事を考えたい人」と「あくまで社員の立場として仕事したい人」は、性質が異なる。

前者の方が優れているとも限らなくて、腕前一辺倒のハイスキル職人が経営者意識を持ってて何の意味があるのかよく分からないし、家事や子育ての合間に少しだけ働いきたいようなニーズに対して前者を要求するのも変だし。

これらを「社員」と括って一律で考えるのではなく、個別に見極めていくことが正解ではないか。
どんぶり勘定でドーンとやるのではなく、一人一人、手間暇をかけて最適な道を示していくことが重要ではないか。

経営者でもなければ社員でもないという、フリーランスの僕としてはそう思う。

以上

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