• 2020年8月2日日曜日
アリスト戦記
アリスト戦記 https://blog.aristo-solutions.net/2020/08/javascript-primer.html

JavaScript Primer 読書感想文

Twitterで話題を見かけた技術書「JavaScript Primer」を読んだ。


僕はJavaScriptに関わって10年20年というくらいになるところだが、そんな僕がJavaScriptの勉強をし直すには丁度良いものであった。

古いJavaScriptマンにお勧め

そもそも僕が最初にJavaScriptを触ったのは大学生の頃。しょーも無い黒歴史みたいなホームページを作っていて、その中にJavaScriptも盛り込まれていた。(;^q^)

それから月日が流れ、本格的にJavaScriptの実装を始めたのは2008年頃か。「Ajax」という言葉が出始めた頃だね。
今や世の中に浸透し切っているGoogle Mapだけど、当時はあれがJavaScriptで動いているのが世界的な衝撃だった。
「Ajax」という言葉はGoogle Mapが作ったと言っても過言ではない。

そして、僕が当時所属していた会社の先陣として、当時は最先端技術であったAjaxの技術調査と開発を担当したのが、25歳頃の僕だった。

当時はまだjQueryが存在しなくて、Prototype.jsというライブラリを中心に使っていたんだけど、Prototype.jsだけだと機能が足りないから、自分でJSライブラリを作ったりしていた。

その後、Yahoo UI ライブラリとか色々あったけど、最終的にはjQueryが天下統一してAjaxライブラリ戦争は幕を閉じる。

それが僕のAjax青春時代だった。

しかしながら、僕は本質的には業務システム、バックエンドエンジニアなのよね。業務用Webシステム開発だからもちろんJavaScriptも使えるんだけど、業務用Webシステムというのはバックエンドに重きを置いて、フロントエンドの機能は昔ながらのシンプルなデザインにすることが多い。

「JavaScriptを駆使して、インストール型のソフトウェアと遜色無いくらいの滑らかな動きをするインターフェースを実現させてくれ!!」

とか、そんな要件は無い。
画面をポチポチと押して、必要な業務が遂行できればOK。
コスト・品質・納期を鑑みるとそれいが最適解だ、というのが大抵の業務用Webシステムである。

故に、僕のJavaScriptの歴史もjQueryで止まっている。(;^^)

そうして10年余りを過ごしているうちに、2015年頃にJavaScirpt界では大きな動きがあったようだね。
ECMAScript2015と言うのだが、関数が色々増えたそうだ。

しかし、業務用Webシステムだと、そんな機能使わないんだわ。

「保存」をボタンを押したら「宜しいですか?」の確認メッセージが出るとか、その程度の機能しか無いのが大抵だから、ECMAScript2015の機能を使って合理的で保守性の高いJavaSciprtをどうこうなんて、そんな話にはならない。

全く不要のまま、2020年を迎えてしまった。

が、今までの案件では出番が無かったとは言え、これから使うかもしれないからね!!

ちょっと前だけど、「君にこのVue.jsのライブラリのメンテナンスをして貰いたいのだが?」みたいな話が浮上したことがあって、結局その案件は無くなったんだけど、やっぱりECMAScript2015と完全に無縁であるとは言えない。

そんな僕みたいな境遇のプログラマーにお勧め、それがJavaScript Primer。
ECMAScript2015で追加された関数とか記述様式とかも踏まえて、JavaScriptの一通りをザーッと網羅してくれている。

ECMAScript2015なんてそう難しいもんじゃないぜ? 

「そういうルールになったんですよ」
「そういう機能が増えたんですよ」
「そうですか」

って程度の話で、そうと知っていれば理解可能なもの。

根本的には従来のJavaScriptの文法を身に付けている人間であれば、案件に入った後、既存ソースを見れば自ずと察する程度の話だと思う。

でも、「ECMAScript2015なんて見た事も聞いたこともありません!!」だと、それはちょっと外聞が悪過ぎるでしょ。

だから、


  • 根本的には従来のJavaScriptの原理原則は理解している。
  • しかし、携わっている案件がJavaScript重視ではない都合上、最近の新仕様まで追いかけるほど勉強に力を入れていない。


こんなようなエンジニアが、新しめの教養として身に付けるのにオススメ。
それがこのJavaScript Primer。

IT業界って流行り廃りが激しいけど、「自分の仕事では使わないから知らんわ!!」では無教養と言わざるを得ないからね。

こんな風に、一通りを取りまとめた書籍を読んでおくと、いざ必要になった時の立ち上がりとか、技術者間の話題とか、役に立つことは多いと思う。

プログラマーには万人向けの書籍です。

ぜひ皆さんもお読みください。

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