• 2020年6月14日日曜日
アリスト戦記
アリスト戦記 https://blog.aristo-solutions.net/2020/06/20207.html

致知 2020年7月号「百折不撓」読書感想文

百折不撓(ひゃくせつふとう)……。七転び八起きよりも頭良さそうに聞こえるから、覚えておくといつか使えそうな言葉である。(´^ω^`)

今月の致知はコロナ特集か。櫻井よしこ氏を表紙に迎え……。しかしこの人、若いよね。75歳には到底見えん。
メディアとかにもバンバン出てるし、実際体力あるんだろう。オソロシス。(;´・ω・`)

僕もこれくらいの年齢まではバリバリ現役を続けたいものよ。

しかし、日本という国の国論をテーマにするのはこのブログには不向きで感想書き辛いのだが、おや、今月号は『史記』があるじゃない。

僕は中国古典が好きだ。今月号はこれで行ってみよう。(´^ω^`)



司馬遷『史記』に学ぶ人間学

僕も専門家と言えるほど詳しくは無いが、「中国古典」と言うと、出典は大体以下である。


  • 孫氏の兵法(春秋戦国時代)
  • 論語(春秋時代)
  • 史記(神話時代~漢帝国前半)
  • 韓非子(春秋戦国時代)


たぶん、人気なんだろうね。
春秋戦国時代は色々な群雄が割拠していた時代でエピソードの事欠かないから、三国志と並ぶ時代区分の一つ。
原本は膨大過ぎて到底読めないけど、最近は要所だけピックアップした漫画とか解説本とかも多いから、普通の人にも優しい。

ちなみに、最近はキングダムって漫画があるけど、あれは始皇帝が天下取るまでの話だから、元ネタは史記だと考えるべきだろう。
僕自身はキングダム読んでないけど、いずれ読みたい。

そんなこんなで、史記ってのは中国古典の中でも特に親しみ易いものだと思う。
だから登場するエピソードもどこか聞いたことあるものが多い。
記事中でも有名なエピソードが紹介されているが、それ以外にも為になるエピソードは沢山ある。

その中で僕が好きなエピソードを一つ挙げるとすれば、孟嘗君(もうしょうくん)だな。

物事には道理ってものがあるっちゅ~話だ。

戦国四君の一人で、戦国時代に活躍した人なんだけど、その人は斉の国の宰相まで務めたんだけど、一度失脚するだよね。
失脚した途端、それまで3000人もいた食客達がみんな辞めてどっか行ってしもうた。
その後、孟嘗君は馮驩(ふうかん)という人物の助けを借りて宰相に返り咲くんだけど、返り咲いた途端に辞めてった3000人の連中が戻ってくる

これは当たり前や。
3000人の食客達は、孟嘗君が権力者で働き口があるから集まっているのであって、失脚したら辞めるのは当然だし、返り咲いたらまた戻ろうと思うのも当たり前。
「俺が困っている時にバックレやがって!!」とか怒ったらアカン、というエピソードだ。

と言うように、物事には道理ってものがある。
待遇が良い所に人間が集まるのは道理であって、その道理に対してゴタクを並べてブーブー言ったらアカン。
パワハラとかで労働環境が悪かったら人が辞めてってしまうのも当たり前。

マスクが不足すれば値段が上がるのも当たり前。
伝染病が蔓延してたら人間が人混みに来なくなるのも当たり前。

世の中は全部がそういう風になるべくしてなっている。
それを自分にとって都合が悪いからとヘソ曲げておっては状況は悪くなるばかり。
「物事はそうなるべくしてそうなっている」と、道理部分をちゃんとよく考えねばイカンぞ、とそういうエピソードだ。


こんな風に、史記ってのは「なるほどね」と納得感のある良いエピソードが盛り沢山。
コロナの影響で暇しているような人がいたら、これを機に史記でも読んでみるのがオススメだぜ。

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