• 2019年10月18日金曜日
アリスト戦記
アリスト戦記 https://blog.aristo-solutions.net/2019/10/blog-post_18.html

プロジェクトが失敗する原因はカレーにある!!

何だこのニュースは?
意味分からんな。

「給食のカレーやめます」教員いじめで保護者説明会
無理やり激辛カレーを食べされるなど、後輩の教師にいじめを繰り返していた4人の教師。保護者への説明会では動画にショックを受けた児童への対応として給食のカレーを一時、中止することや動画が撮影された家庭科室を改修することが発表されたほか、加害教師4人の謝罪コメントが読み上げられました。

この問題は、いじめを行っていた4人の教師の教師としての適性とか、それを管理する学校の管理体制とか、そういう問題でしょ?
それが何でカレーの禁止に繋がるのか。。。

でも、思えばIT業界もそういうの多いよね。

問題の本質

これって、「問題が起きた原因の根本はどこにあるのか?」という分析が崩れるから発生する事象なんだけど、IT業界にも同じ事象がある。

僕が経験したことだと、こういうことがあった。

生産性が低い原因はJavaにある!!

僕が昔参画した失敗プロジェクトなんだけど、あのプロジェクトは事前の見積もりに比べて実績が10倍乖離したんだよな。

生産性が当初の目算の10分の1だったと言い換えても良い。

その原因は、そもそも見積もりが桁外れに間違っていることから始まり、管理体制もガタガタで、プロジェクトを承認する基準値とかも欠如している、要件不明瞭、などの多数の根本的な問題があったんだよね。

ところが、どこかで誰かが言ったんだよね。

「採用する言語はJavaで良かったの? PHPならこんなことにならなかったんじゃないの?」

とかって。

そしたら、いつの間にかその言葉が独り歩きしちゃって、


  • プロジェクトが失敗した原因は、Javaという生産性の低い言語を採用したことにある。
  • PHPなど、生産性の高い言語を採用していれば、このようなことにはならなかった。
  • 今後、我が社では新規プロジェクトにJavaを採用することは禁止にしよう!!


なんて話が昔あった。

もちろん原因はそこじゃないんだけど、プロジェクトが混乱していると、そんな的外れにも程があるような論調が何故か幅を効かせるだよね。。。

当事者不在

どういうわけか、IT業界ではそういう風に物事の本質から乖離したことが問題視されることが多い。


  • 障害の原因はテスト不足にある!!⇒いや、納期必達と言われてテスト不足と知っててリリースしたのですが
  • 進捗が悪い原因は業者のスキルが低いからだ!!⇒いえ、見積もりに無理があるだけですが
  • 最近のフレームワークを使えば半分の工数で実現出来るんじゃないか?⇒いえ、フレームワークを変えても設計工程とかの工数は変わりませんし


みたいな感じで、とにかく根こそぎ着眼点が違う

何なんだろうね~、と考えると、理由はやっぱり、その問題の「当事者」がいないからだと思う。


  • 上の人間は、何とな~く単語を繰り出す。理解しないまま怒ってる。
  • 下の人間は、面倒だから反論しない。知らんぷり。


組織全体がこの状態に陥ると、いくらでも無限にヘンテコリンな論調が飛び出してくる。

恐らく、今回のいじめ問題のカレーだって似たようなもんでしょ。

みんなで知らんぷりを決め込んでいるから、いくらでも変な行動が出来る。
何を言われようが、どれだけ世間の非難を浴びようが、自分が預かる話ではないから。

そうしてグダグダ化することで身の安全を計る、とそういう作戦なわけよ。

責任感

いやぁ、言うまでも無いけど、こういう業務姿勢は褒められたもんじゃないね。

もちろん僕だって、本音を言えば自分に危険が迫る状況であれば、この問題の関係者と同じように知らんぷりを決め込まざるを得なくなる時も無いとは言い切れない。

でも、出来ればそういう反道徳的行動は伴わず、責任ある正しい仕事をしたいと思うところだね。

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