• 2019年6月22日土曜日
アリスト戦記
アリスト戦記 https://blog.aristo-solutions.net/2019/06/blog-post.html

情報処理試験「プロジェクトマネージャ」合格体験談

情報処理試験「プロジェクトマネージャ」に合格しました!!



やった!!
って言うか、疲れ果てた。。。
ちょっと今回は合格体験の詳細をご報告。

取得の理由

まず僕がプロマネの資格を取ろうとした理由は、営業活動である。

僕は正体はもちろん技術者なんだけど、「技術者は技術者である以前にビジネスマンだ」という考え方が昔からあって、だからJavaとかPythonとか直球の現場業務効率化の勉強だけではなく、営業活動に使えて案件を取ったり単価を上げたりする材料集めも意識していた。

そして「資格」はその材料の一つとなるだろう。
そういう風に考えて受験を始めたのが新人だった2007年だ。


  • 基本情報技術者 2007年04月 取得
  • ソフトウェア開発技術者 2008年04月 取得
  • ネットワークスペシャリスト 2009年12月 取得
  • データベーススペシャリスト 2010年06月 取得
  • 情報セキュリティスペシャリスト 2011年06月 取得
  • システムアーキテクト 2014年10月 取得
  • プロジェクトマネージャ 2019年06月 取得 new


ぐはっ。もう十分だろう。

他人から評価される為に資格を取ったんだ。
誰か評価してくれ~。

合格の決め手

今回、無事に合格となった最大の決め手は、通信教育を受けたことだ。
ITのプロ46 みよちゃん」というお方が論文添削サービスをやっていて、そこに申し込んだ。

なんせ僕はプロマネ試験に4回も落ちて5回目のチャレンジだったからな。(´×ω×`)

悉く論文で落ちた。
元々はコストをケチって自分で勉強していたんだけど、4回も落ちたら流石に自力での合格は難しいと悟って、先生に指導を仰ぐことにした。


自力で合格出来ない人は通信教育しか無い!!


昨今、IT業界には胡散臭い通信教育が跋扈していることもあって、「エンジニアは自分で勉強するもの。通信教育なんて意味無い」と思っている人はいると思う。

僕も実際そう思っていた。
しかし、ちゃんと必要性を見極めたうえで、力量のある先生に頼むのであれば、意味があるってことが今回で分かった。

今回で「通信教育とはどのように向かい合うのが良いか?」という感覚が掴めたことは大きな収穫だったと思う。

論文は問1

平成31年度春期 プロジェクトマネージャー 午後2。
僕が選んだのは問1だった。

システム開発における「コスト超過」の防止について

この問題は午後2の論文の中でも直球中の直球だった。
似たような過去問が沢山あって、それに事前に備えているかどうかが大きな決め手になる。通信教育を受けていた僕はそれをそのままダイレクトに書いて合格した。

この問題は「兆候」というキーワードがポイントだ。
問題文に以下がある。

コスト超過に繋がると懸念される兆候をPMとしての知識や経験に基づいて察知する。

この記述の意味をちゃんと汲み取れたかが重要な問題だったと思う。

この問題は「コスト超過に対する対策」を問われている問題ではなく、「兆候を察知して未然に防ぐ」という問題なんだ。

ダメな例

具体的にどういうのが注意点か。
問題の題意を「コスト超過に対する対策」と勘違いしてしまうと、以下のようなストーリーの論文になってしまう。


  • 私は〇〇プロジェクトのプロジェクトマネージャーである。
  • 私の関わっていた案件が××という理由により、コスト面が大きな問題となった。
  • そこで私は△△という対策を取ることで、コスト面の問題を解決した。


これはNGなんだ。

「××という理由により、コスト面が大きな問題だった」では、兆候ではなく、明らかに顕在化しているじゃないか。
「誰がどう見たって明らかにコスト超過の危機ですよ」って状況のストーリーでは問題の題意に合わない。

兆候ってのはそうじゃなくって、


  • 明らかにコスト超過するってほど大した問題じゃない。
  • でも、これを放置すると、ゆくゆくは大きな問題に発展しちゃうかも?
  • 今のうちに解決しておいた方が良いかな?


こういうのが「兆候」だ。

って言われるとピンと来るでしょ?
みよちゃん先生の受け売りだから。
これが勉強の成果だ!!

合格例

では、僕がどういう論文を書いて合格したか。
僕はこういう論文を書いた。

  • 私は〇〇プロジェクトのプロジェクトマネージャーである。
  • 私がマネージメントするプロジェクト序盤、私はメンバーの残業時間が多いことに気付いた。
  • プロジェクトの資金にはバッファというものがあり、残業代を支出した程度でコスト超過になるものではない。
  • しかし、プロジェクト序盤からこんなに残業が多いのはおかしい。この調子だと、工程が進んでからいよいよ大炎上して、その時は本当にコスト超過になってしまうのではないか?
  • その事態を回避する為、私は「生産性を上げて、メンバーの残業時間を減らす」という対策を行い、対策は成功した。
  • その後、プロジェクトが進んだ後、今度は別の問題でプロジェクトがトラブったが、事前に上記の対策を打っておいたお陰でプロジェクトには余力が残っており、何とかコスト超過しないで完了することに成功した。

お分かりだろうか。
何度も言うか、この問題は「兆候への対策」の問題なのだ。

「プロジェクトが既に赤字軌道に入っちまってる。何とか挽回しなきゃ!!」

って問題ではなく、

「別に赤字って程でもないけど、今のうちに対策しておいた方が良いかな?」

という問題だ。

こういう風に、問題の題意の要点を汲み取って論文を書くこと。
これが通信教育でみよちゃん先生から教えて頂いたコツだ。

終わりに

いやぁ、しかし、今回は非常に勉強になった。

実を言うと、資格の勉強って実業務のどこに役に立つのかよく分からないんだけど、このプロマネに関しては、勉強を経て「プロジェクトマネージメントとは本来どうあるべきか?」という理論と原理原則が腑に落ちた感じがする。

プロマネに関しては、試験勉強の成果をそのまま実業務に生かせそうな手応えだ。

何にせよ、頑張って良かった。
5年に渡る我が闘争が遂に終焉を迎えた。

狙っていた資格はこれで全て揃い、情報処理試験との戦いはこれで引退だ。一足先に泰平の日々を送らせて貰うぜ。
これから情報処理試験を受ける人は、この体験記を参考にして頑張って貰えたら嬉しい。

まあ、終わりと言っても情報処理試験が終わっただけで、次に僕は技術士の資格取得に向けて動かねばならんのだが。

エンジニアの戦いに終焉は無い。

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